Produce006

私がヒロミさんと初めて、お会いしたのは結婚式から1年以上前のこと。ご新郎様がフランスの方で、今もフランスにお住まいとのことでした。日本での結婚式とフランスでの結婚式を考えていて、日本では伝統的な神前式をご希望されていらっしゃいました。

さらに、海外からのゲストも大勢参加されるとのこと、当初は「夜通しパーティーをしたい！」と、ご希望いただきました。フランスの結婚式では、ディナーの後みんなで踊ったりゲームをしたりしながら、夜通しパーティーを行うそうです！

夜通しのパーティーは出来ませんが(笑)、浜松駅からも近いので二次会へのアクセスも良く、また神社からの披露宴会場への移動もなくゲストへの負担が少ないところが、おふたりの希望にも合っていました。

結婚式のお日にちが決定後、程なくしてヒロミさんもフランスへ引っ越され、メールやスカイプでのお打合せが始まりました。約１年かけてのオンラインでのお打合せ、結婚式１週間程前にはご新郎アレックスさんとともに、日本にお越しいただき、私もついにアレックスさんと初対面いたしました。とっても笑顔が素敵なアレックスさん。言葉は通じなくても笑顔は世界の共通言語になるんだなと感じました！！

そして迎えた結婚式当日、神前式のはじまりは、雅楽の生演奏が響き渡る中の参道を歩かれます。お母様に手を引かれ歩むご新婦様の姿は言葉では言い尽くせないほど美しい花嫁姿です。

酒井由貴

PLANNER

Japanesstyle
―日本の伝統的な神前式―

●神社で、日本の伝統的な花嫁衣裳に身をつつみ結婚を誓う神前式
●日本の方も、海外の方も楽しめるアットホームなパーティー
●テーマカラーはヒロミさんの好きなブルーで

CONCEPT

そんなおふたりが選ばれたのは浜松八幡宮での神前式と、隣接する会場でのウエディングパーティーでした。「参進の儀」と呼ばれる花嫁行列を皆様にご覧いただけること、またガーデンを利用した演出を気に入っていただきました。

パーティーの途中からは、洋装へお色直しを。フランスでの挙式でも着られたという白のワンピースはヒロミさんの雰囲気にぴったりで、花冠とブーケをあわせて、とてもよくお似合いでした

パーティー会場では「ゲストと近い距離で楽しみたいという」ご希望に合わせて、新郎新婦様の席はメインテーブルではなく、ゲストと一緒に着席をし、お食事を楽しんでいただくスタイルに。テーブルの装花や、ブーケなどのアイテムは、フラワーコーディネーターとメールでのやりとりをしながら打合せをしていきました。
会場はライトブルーのテーブルクロスに、テーブル装花にはデルフィニュウムやエリンジュームなどのブルー系の花を差し色として、爽やかなコーディネートになりました。

アレックスさんとヒロミさんのウエディングは国を超えた文化を感じられるとても素晴らしい1日でした。このたびはおめでとうございます！どうか末永くお幸せに。Merci beaucoup！

厳かな神前式の後には、約30名の日本人ゲストと、約20名の海外ゲストとおふたりのウエディングパーティーがスタートしました。
縁起の良い鏡開きがオープニングを飾り、パーティー中のおふたりのまわりには常にたくさんのゲストが集まり、笑顔や笑い声がたえませんでした。

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